中古車選びは素人ほど外観を気にする

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はじめての中古車購入は、分からないことだらけで誰もが不安になります。それもそのはず、中古車は外観からはその車の本当の状態は殆ど分からないため、チェックを怠ってしまうと、使っている時に「あれ?」と思うようなことが次々に出てくるからです。

出来る限り「あれ?」という悪いパターンの発見がないように、ここは必ず見ておいて!というところをいくつかご紹介致します。

素人ほど中古車選びは内装を気にした方がいい

ドアの不具合

ドアを開ける時には必ず左右のドアを開けてみてください。どちらかがあまりにも柔らかかったり硬かったりする場合は要注意です。車体に何かしらの不具合がある可能性があります。同じ車で左右比べる事が大事です。

シートのヘタれ具合

車選びで重要なポイントのひとつが、車内のシートです。観察してみてシートがきれいな車は高確率で程度の良い車です。前のオーナーの車の扱いの良し悪しはシートに出やすいからです。

また、前オーナーの体型によってもシートのくたびれ感に違いがでます。肥満体型の方と痩せ型ではあきらかに肥満体型の方がシートのヘコミがあったりしますしね。汗がシートに染み込んでニオイの原因になっている事も考えられます。

ハンドルの摩擦具合

ハンドル部分を見てみると、樹脂製で革製でも同じことが言えますが、ハンドルが妙にピカピカ光っている場合や妙にくたびれている場合はそれだけ必要以上にハンドルを回していたという事になります。これらの状態は前オーナーの悪い癖によって出来た跡なので、見た目の悪さ以外にも車内部にも悪い影響を与えている事が多いです。

中古車選びではどうしても外観の程度に目を向けがちですが、実は内装の方が車の良し悪しを判断するには重要なのです。言ってしまえば、外観(ボディや塗装など)の部分は後からでも直せますが、内装はそう簡単に直せる部分ではないのです。その事を頭に入れておいたほうが良いでしょう。

素人が見分けるエンジンルームの良し悪し

中古車選びで肝心なエンジンルームについては素人には分からない事だらけの部分なのですが、全く目を通さないというのもよくありません。リスク回避は必ずしておきましょう。エンジンルームというのは前オーナーが定期点検や整備にきちんと出されていたのかを確認するために重要な判断材料になるからです。

まず、エンジンルームを見るためにお店の人にボンネットを開けてもらってはいけません。自分であける事が大事ですので、お店の人には「エンジンルームが見たいのでボンネットを開けてもいいですか?」と尋ねましょう。

その際、スムーズに空くかどうか具合を確認してください。事故車や状態が悪ければ見た目では分かりにくいですがボンネットが歪んでおり、「ギシギシ」とか「ガコッ」という異音がする場合があります。

空いたら全体的に見回してください。全ての部品が異様にピカピカしている中古車は要注意です。手入れが行き届いているというのであればいいのですが、何かを隠すようにきれいに見せているという可能性もあります。

素人目からみてもあまりに汚いエンジンルームというのは問題ですが、ある程度汚れがある方が自然な状態であるといえます。こればかりは何台かエンジンルームを見てから中古車選びを判断する必要があります。

定期点検不足を素人が見分けるコツ

細かいところを見るとゴム類の点検が重要です。ホースの部分が白っぽくなっていたり直接手で触ってみて、もしも表面がやたらと硬いものは明らかに劣化していると見てよいです。

バッテリーが異様に汚れて古びているものもよくありません。電気系統を司る部分は定期的に取り替えていなければ車は長持ちしてくれません。

もし古ければ値引き交渉をしてバッテリー交換を条件にいれておくことをおすすめします。このようなゴム類やバッテリーについては消耗品ですので、定期点検に出していれば目立つような劣化は見られないはずです。

その他、リザーバータンクという素人には特に聞きなれない箇所があるのですが、ここの色は青や赤など通常はきれいな色なのですが、もしも液体が黒っぽくなっていたら交換していないはずですので、定期的にメンテナンスに出していない車ですので別の車を探した方が良いといえます。

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