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中古車を購入すると決めた時から、実際に中古車に乗るまでにはいくつかの手続きを踏む必要があります。
一般的には近場の中古車販売店に自分で出向くか、インターネットで気になる中古車を見つけて店に直接見に行く事になると思います。
中古車は納車までの時間は新車ほどかかる事はありませんが、条件の良い中古車を見つけるまでに時間をかけるのであれば、現在使用中の車の車検2~3ヶ月前までには中古車探しを始めておいた方が良いです。
中古車販売店で中古車を購入する場合は、いずれも以下のような流れとなります。
- 予算を決める
- 中古車情報を集める
- 中古車販売店に行く
- 見積もりを貰うor値引き交渉
- 契約手続き
- 料金の支払い
- 任意保険加入の手続き
- 納車
予算は必ず前もって決めておく
予算などを決めずに中古車探しをなんとなく進めても良いのですが、実際に中古車販売店に行くと営業マンから「予算はいくら?」「希望車種は?」「年式はどれくらい?」など、色々聞かれます。
その際に「分からない・決めていない」など伝えてしまうと、スムーズに中古車選びが進まないどころか、営業マンについ乗せられてあとあと後悔する事にもなりかねません。
そのため、中古車購入の準備としてあらかじめ定額ニコノリパックなどを利用して情報を集めておきましょう。30秒程の簡単な入力で希望に沿った中古車・新車情報を確認する事が出来るのでおすすめです。
車庫証明の際に気をつける事
中古車の契約手続きの際に中古車の車検・ナンバー登録をするのですが、中古車を登録するにあたり車庫証明が必要になります。車庫証明とは、買った中古車を駐車するスペースが確保されているかどうかを証明するために管轄の警察署に申請する事です。
車庫証明の申請をする前に、自宅から2Km以内の場所に駐車場を確保する必要があります。車庫証明は一部の地域を除き、車を手に入れる際には必ず必要になる手続きです。たとえ友人から譲渡された中古車であっても、新車であっても同じ手続きが必要となります。
中古車は値引きが可能
中古車購入のメリットのひとつに、値引きが出来るという点があります。そして中古車の値引きにはコツがあります。単純に「いくらくらいまけてくれない?」とその場で聞くのではなく、「他の店では同じ程度の中古車がいくらくらいで売っていた」と比較対象がある事を暗に伝える事です。そして、同じような交渉パターンでお店同士に値引き交渉を持ちかければ、数万円程度は安くしてもらえる可能性が高いです。
中古車購入に掛かる諸費用支払い手続きの流れ
中古車購入に必要なお金は本体価格だけではなく、他に「税金」「保険料」「車検代」が加わります。
- 自動車税
- 自動車所得税
- 自動車重量税
- 消費税
- 自賠責保険料
自動車税は毎月5日に支払う義務があるのですが、基本的には中古車を購入した月から翌年の3月までの費用を月割りで支払います。自動車所得税は、中古車の価格や年式によって違ってきますが、50万円以下で購入した場合は税金は掛かりません。
重量税は、車検が切れた中古車を購入する際に掛かります。中古車の重量が重くなる程高くなります。自賠責保険料も車検が切れた中古車を購入する際に掛かります。乗用車の2年分で3万円程になります。
自賠責保険料や重量税は、車検がまだ残っている中古車でも車両価格に含まれていない場合は、諸費用に含まれます。消費税は何かを購入した際に必ずかかる税金です。現在は購入した価格の8%ですが、今後増えて行く事が予想されます。
保険補償開始時期は納車日に合わせる
契約手続きが済み、料金の支払いも済ませた後は車検証を待ちます。車検証が出来たら任意保険の加入申し込みが出来ます。
保険補償の開始日は必ず納車日に設定するようにしておきたいです。納車してから保険に入ろうとする人もいますが、保険加入前に車を運転すると何が起きるか分かりませんので危険です。少しの油断が、何億という損害賠償を支払わないといけなくなるケースもあるからです。
そのためには車検証が出来た時点でFAXで送ってもらうか、保険加入に必要な情報を前もって電話で聞いて、必ず納車日までには任意保険が開始されるようにしておきましょう。
任意保険を安く済ませたい方は、車検証の情報を元にネット経由で任意保険を申し込むのが、新車の任意保険料を安くするためのコツです。中古車販売店で中古車を購入すると、任意保険も中古車販売店経由で入る人が多いですが、ネット保険の方が保険料が安く済みます。
購入の流れの中で手続きが不安であれば、信頼できる販売店であれば営業マンにお任せするというのも手間が掛からないでしょう。
まとめ
中古車を購入するための一般的な流れについての解説は以上となります。中古車を買うにはこのように様々な手続きを行う必要があります。もし自分だけで中古車を手に入れようとすると、更に面倒な手続きが必要となるのでそれらを中古車販売店が代行しているため手数料が車両本体価格に上乗せされています。