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中古車選びは最初の直感を大事にして見分ける
中古車選びで案外スルーされがちなのが、直感的な要素です。車の雰囲気などと言われると、生物でもないのにそんな漠然としたものが分かるわけないと思われる方もいらっしゃると思いますが、中古車選びで直感を確実なものに近づけるためには、最低でも同じタイプの車種を5台は見てください。
多く見ればみるほど、雰囲気の違いがはっきり分かるようになるからです。車とドライバー自身の相性もインスピレーションによるものが大きいです。
パッと見で「この車はなんだかシャープだ」とか「シュッとしている」とか、あるいは「なよっ」としていたり「ぼよーん」としていたり、何かしら雰囲気がどの車にもあるものです。同じタイプの車種をいくつも見れば見るほどその違いを感じ取る事ができるようになります。
そのような直感という意味でいうと、やはり印象が良く車の状態もいい場合が多いのは「ビシッ」という雰囲気が漂う車である事がポイントです。たとえ同じような値段の中古車でもそれぞれ目で見たときの雰囲気が随分違って見えるのです。
特に希望している色があるのでしたら、同色のものを2、3台見比べるとよりその違いに気付きやすくなるでしょう。
中古車選びで色々と見る部分はあると思いますが、その際に決定的な欠点がないのであれば、このような全体の雰囲気を最終的な判断材料にするのも落しどころとしてはアリだと多くの専門家も言っています。
塗装面のワックスが効きすぎている車は要注意
車の全体の見た目が確認できたら、次は塗装面を念入りにチェックします。その際これでもかという程に塗装表面がピカピカにワックスが効いている場合はその輝き分を割り引いて考えた方がいいでしょう。
なぜならば、たとえ事故にあった中古車でもその損傷がかすり傷程度では事故に含まれず、その部分だけ部分補修されている事があるからです。最近は中古車の情報表示に対する取り決めが厳しくなっているので、事故を起こしているかどうかはしっかりと表記されていますので、中古車選びの前に、まずは事故歴を確認する事がポイントです。
あまりに神経質になってしまうと、中古車選びが長引いてしまうためほどほどが良いのですが、購入後に塗装部分と元の車体の色がくっきり違いがでているなど見つけてしまったら気になってしまう方もいるため塗装面はくまなく見るようにしましょう。
屋内保管されていた中古車の見分け方
中古車選びではずせないのがエクステリアの状態です。ボディを見るだけでは隠し切れない情報を教えてくれます。例えばライトが黄ばんでいる場合、屋外で保管されていたという事が分かります。都市部などの住宅環境の事を考えると屋根のない駐車スペースである世帯は多いので仕方ないかもしれませんが、出来れば屋内の守られた状態で保管されていた中古車の方が色褪せていない場合が多いので、中古車を選ぶとしたら外的刺激が少ない中古車を選ぶ方が車は長持ちします。
乱雑な運転をされていた中古車の見分け方
それから、中古車の前面やミラー部分を見てみると、跳ね石の傷が目立つ車を時々見かけます。そのような中古車のタイヤを見てみると、角が取れていて丸い感じになっている事があります。こういった車は、必要以上にスピードを出していたり、もしくは乱雑は運転をされていた可能性があります。人間の悪い癖というものは分かりにくいようでどこかに小さく影響し、跡を残しているものです。
もし中古車選びをもっとしっかりしておきたい方で手が多少汚れても気にならなければ、タイヤハウスの裏側を触ってみてください。その時に手に泥などの汚れではなく、オイルが付いたら要注意です。修理時に高額になってしまうような部品が壊れる兆候といえます。
中古車選びの時間帯はお昼に見ること
ちなみに、中古車選びの際に車の全体像を確認する時の時間帯は必ず天気の良い昼間のうちにして下さい。家を買う時は昼も夜も見たほうが良いとされていますが、中古車選びは明るい時に見ておくのに限ります。ただし、夏場のあまりに日差しが強いような日中は、塗装面が反射して状態がよく分からない場合があるので、日陰に移動してチェックするようにしてください。