未使用車を選べばメリットが大きい理由

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未使用車ってお得感のある響きですよね。

新車を買おうか中古車を買おうか・・・

そんな迷いがある方にとってぴったりなのが未使用車です。

未使用車がお得な理由を知って、賢く愛車をゲットしましょう!

未使用車を買うメリット

未使用車を買うメリットは下記のような事があげられます。

  • 納車が早く済む(数日から1週間くらいで乗れる)
  • 新品と状態が殆ど変わらない
  • 新車より安い値段で購入できる(10万~20万など)
  • ナンバー登録料が掛からない
  • 走行は一切していない
  • 新車では負担すべき税金などの諸費用が既に支払済みでお得

未使用車を買うデメリット

未使用車を買うにはメリットだらけのような気がしますが、次のようなデメリットもあります。

  • 型落ちの場合、中古で売るときに査定ダウンの可能性がある
  • 野外展示車だった場合、野晒しで機械が傷んでいる可能性がある
  • 仕様・カラーを自由に選べない
  • メーカーオプションをつけれない(生産ライン上で組み込む部品)
  • 登録後経過しているため車検までの期間が新車より短い

デメリットはありますが、中古車のデメリットに比べればさほど大きくはないです。

未使用車の流通経路

新車同様とはいえ、一度誰かから購入された車ですので扱いは中古車なのが未使用車のさだめです。

そのため、「未使用車という名札をつけた中古車」として販売される事になります。その販売ルートは以下の通りです。

  • ディーラー店頭
  • 自社中古車センター
  • 取引先中古車ショップ
  • オートオークション

それぞれの販売店に未使用車が回されるのには理由があります。順番にみていきましょう。

ディーラー店頭

ディーラーでは「訳あり車」「特価車」「現車限り」のような張り紙を張ったりして未使用車をお客さんに売り込みます。実際ディーラーで販売する事は少なく下記のような用途で使われる事もあるようです。

  • 展示車
  • 営業車
  • 代車

自社中古車センターや取引先中古車販売店

自社中古車センターや取引先中古車販売店には、日頃から下取り車の価格で融通を利かせてもらっている事が多いため、未使用車などの状態のいい車を回し、次回の下取り時の借りを作ったりします。

そのため、この段階で未使用車を買えるのが一番お得で安心です。

そして、それでも未使用車が売れないようであれば、次はこのような流通経路を辿ります。

  • ディーラー直営などのレンタカー
  • 大手オートオークションに出品

この段階まで売れなければ、何かしらの理由があると考えていいかもしれません。

未使用車と新車を比べるコツ

デメリットを解消する

デメリットは販売員に確認するだけで解消するものがあるので、積極的に確認しましょう。

  • 「展示車として野晒しにされていたのかどうなのか?」
  • 「オプションは本来何がつけれて、この未使用車には何がついているのか?」
  • 「試乗車として扱われていなかったか」

など、簡単にデメリットを回避できます。

新車が値引きしやすい状態かどうか情報を得る

未使用車の最大のメリットはコストパフォーマンスの高さと言えますが、新車が値引きされやすい状態であれば、新車と値段が変わらないという場合もあります。

新車が値引きされやすい状態というのは、例えば

  • 不人気車
  • モデルチェンジ間近な車

だと、殆ど未使用車の値段と変わらない場合もあります。

そうなると、未使用車のデメリット部分がただのマイナスとなってしまい未使用車を選ぶ理由はなくなります。

営業マンが新車と中古車で担当が分かれている場合

ディーラーで新車と未使用車(中古車)を選ぶ時に迷っていた場合、もし新車と中古の営業マンが別なら、新車の値引が期待できます

なぜならば、営業マンにはそれぞれ販売目標がありますから、お客さんに車を買ってもらうために未使用車より安くしますと言ってくれる場合もあるからです。

営業マンは営業成績を上げるための戦いに必死です。

発注ミスのタイミング

これは実践的ではありませんが、たまに発注ミスで色が違ったなどのクレームで店頭に不良在庫として残っている場合があります。そのタイミングで買う事が出来れば本当に新車同様といえるでしょう。

未使用車購入時にかかる諸費用について

税金と保険について

新車を購入する場合はナンバーを取得します。その際に下記諸費用も発生します。

  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 自動車税
  • 自賠責保険料

ところが『未使用車』の場合、ナンバーは既に取得している為、これら費用を全額支払う必要がないか支払う必要があっても月割り計算の支払いで済み、軽四の場合は請求されません。

軽自動車ですと重量税が安いのでメリットは少ないですが、登録車(普通車)のミニバンなどは3年の重量税が10万円近くになるためメリットが大きいです。

保証について

保証については、保証書に2次保証欄というのがあって、未使用車を購入した場合はディーラーで法定12ヶ月点検を受ければ2次保証欄に自分の氏名が記載されて、保証が継承されますので新車と同条件となります。

未使用車が手元に届くまで

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未使用車はなんといっても納車が早いです。

新車はメーカーに注文して工場で組み立てたりオプションをつけたりがありますが、未使用車はこれらの工程は既に済んでいます。そのため、この2つだけを済ませればOKです。

  • 納車整備
  • 自賠責加入

納車整備

新車でも未使用車でもバッテリーの初期充電や搭載、ブレーキやハンドル角度など調整など納車整備が必要です。

自賠責加入

自賠責はショップが代理店もしているので保険料を払えば5分で加入できます。

これらが済むのに即日から5日以内での納車が可能です。新車の場合1ヶ月や遅くて半年など待たないと納車できない場合がありますが、未使用車はナンバー登録も既に済んでいますし、ディーラーに在庫として既に置いてありますので早く車に乗りたい方は未使用車がおすすめです。

未使用車で「修復歴あり」の場合とは

未使用車で「修復歴あり」として販売されている事があります。

どうして未使用車なのに修復歴があるの?

と思いますが、これはあくまでも軽度の事故でそのようになります。

例えば

  • 輸送中にキャリアカー自体が事故を起こした
  • 展示の段階で従業員がぶつける
  • 展示中にお客さんが傷をつけた
  • キャリアカーからの落下
  • 納車の前に傷をつけたので修理して未使用車として販売
  • メーカーからディーラーに輸送中に傷をつけた

未使用車であっても未使用車同士が納車時にぶつかってしまうような事故がおきればあっというまに修復歴ありの車が2台できあがる事になります(^^;)

ですが、新車同等の車が未使用車として売られているだけでも価格が安くなっているはずですが、さらに不慮の小さな傷だけで修復歴がつけばさらに価格が安くなりますから、修復の度合いによっては掘り出し物と呼べるのではないでしょうか?

まとめ

ここであげたいくつかのデメリットが、許容範囲内であれば未使用車を買った方がお得です。

未使用車とは新車により近いため、得する可能性が高い買い物です。ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?

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