都市部と郊外でエンジンオイルの交換頻度が違う理由

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エンジンオイルの交換を定期的にしていますか?

車に乗り続けていると車のエンジンオイルは必ず汚れてきますので、定期的に交換しなければなりません。ただ、エンジンオイルの汚れというのは、車が走行している環境によって汚れ度合いが変わってくるのです。

つまり、郊外の空いている道を普段走る車と、渋滞の多い都市部を普段から走っている車とは随分差が出てくるということです。それは同じ距離であってもです。

都市部と郊外ではエンジンオイルの汚れに差が出る

なぜ都市部ではエンジンオイルが郊外での走行に比べて汚れやすいのかというと、都市部では信号待ちや渋滞が頻繁にある事が多いためストップ&ゴー(ブレーキ頻度)が多くなるからです。そうなると必然的に濃い燃料がエンジン内に噴射されますので、濃い燃料はどうしても燃えかすが増えてしまうのです。

そして、エンジンの中の汚れは洗浄効果があるガソリンが洗ってくれ、エンジンオイルが汚い部分を吸収します。触ってみるとすぐに分かると思いますが、エンジンオイルは汚れると潤滑性が悪くなり黒くなりガサついた手触りがします。

エンジンオイル交換の目安

汚いままにしていると、当然エンジンがスムーズに動いてくれず、エンジンのみならずパーツの劣化にも影響があります。そのため、エンジンオイル交換は都市部の場合は5千キロを目安にした方がよいでしょう。郊外の場合はもう数千キロは余裕があると思われます。

エンジンオイルの値段はピンキリですが、おすすめはやはりメーカー純正のグレードのオイルです。エンジンオイルが汚ければ排ガスを浄化する装置の劣化も早めてしまいますので、車を長持ちさせるのであれば、エンジンオイルを適切な頻度で交換するようにしましょう。排ガスもきれいになります。

中古車を選ぶ時に見るエンジンオイルの交換頻度

都市部と郊外では、エンジンオイルの汚れ度合いに違いが出てしまいますが、もし、中古車を選ぶ時にエンジンオイルを適切に交換している都市部の車と、郊外でエンジンオイルをちゃんと交換していない車とは、どちらを選ぶのがベストだと思いますか?

これは、エンジンオイルを定期的に交換している車を選ぶようにして下さい。それだけエンジンオイルは車への全体的な影響があるからです。

エンジンオイルの交換は車を持つドライバーにとっては基本的なメンテナンスなので、これすらできていないという事は、大切にされていたとは考えにくいためです。

前オーナーの車にかける手間はそのまま中古車の質につながります。

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