車が長持ちするガソリンの上手な扱い方

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ガソリンは季節によって質が違う?

ガソリンはメーカーによって質が違うなんていう噂が以前あったかと思いますが、今ではまずそのような事はありません。

一方、夏と冬のガソリンが違うという話しは知っていますか?これは事実なのです。

夏は暑いため、ガソリンが揮発しやすく冬は揮発しにくいので、それぞれ揮発しやすいエッセンスとしにくいエッセンスを混ぜています。(揮発:液体が、常温で気体となって発散すること)

つまり、夏にガソリンを入れたままでしばらく乗らずに冬を迎えてしまうと揮発してくれなくなってしまうかもしれないのでご注意を。

ガソリンはなるだけ満タンの方がいい?

車を走らせていると、ガソリンが満タン状態の時と半分くらいしか入っていないのとでは、パワーが違う気がしませんか?これはごもっともで、そう感じてもおかしくない理由があるのです。

ガソリンは、噴射してから余った分を再びタンクに戻して再利用するシステムをとっています。燃料タンクに半分くらいしかガソリンが入っていなければ、戻ってきた高熱のガソリンがもともとあったガソリンや、タンクそのももの温度まで上昇させます。

そして、熱いままのガソリンを再びエンジン内に噴射する事になるため、そのような感覚を感じてしまうのです。ガソリンには本来エンジンの内部を冷やす仕組みがありますが、これでは十分に冷却することができません。

冷やされないという事は酸素の量が少なくなってしまうので、燃料が効率よく燃えないという現象が起きてしまいます。

しかし、これは半分の状態が効率が悪いわけではなく、あくまでも満タンと比べた時にパワーがゆるやかになっているだけで、特に車に問題を起こす原因になるわけではないのでご安心ください。

車に長期乗らない場合のガソリンは?

車にしばらく乗らないことが分かっている時は、必ずガソリンを満タンにして保管するようにした方が良いです。なぜかというと、タンク内に大きな空間があると、タンクの空いている部分に水分を呼び込んでしまう可能性があるからです。

水がガソリンに混ざれば、ガソリンが劣化する原因になり、タンク内が錆びやすくなってしまうので、車を長持ちさせるためにも、覚えておくようにしてください。

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